衛生士ブログ

歯周病のチェック2

復習になりますが、歯周病は歯肉炎と歯周炎とに分かれます。歯肉炎は歯肉に炎症がありますが、骨には変化がないのでブラッシングを一生懸命おこなえば数週間でなおります。問題なのは歯周炎です。歯周病=歯肉炎+歯周炎






 前回、歯科衛生士の北川が歯周ポケットの測定(プロービング)の説明をしましたが、当医院では一つの歯について六箇所を計測します。深さのほか、プロービングの際に出血してきたかどうかチェックをしております。この出血をBOP(Bleeding On Probing)とよんでいます。出血するポケット{BOP(+)}は病変が活動状態にあり、組織の破壊が起こりやすい状態にあると考えられます。このような部位では歯周病菌の数が増加しているとされています。さて、どのくらいのポケットの深さだと歯周炎といえるのでしょうか。
ポケットの深さだけでは、歯周炎を診断できないのです。ポケットの深さが3ミリ以上で、プロービングの際に出血があった部分を歯周炎と言い、ポケットの深さが4ミリあっても出血がなければ歯周炎とは言わないのです。また、ポケットの深さが1~2ミリで出血してたとしても歯周炎とはいわず歯肉炎といえます。

歯周病の診査には、
・歯周ポケットの深さの測定
・歯周ポケット測定時の出血の有無
・歯を支える骨の状態を調べるためのレントゲン撮影
・歯の動揺度
・咬み合せの状態の診査
などを行い、これらの情報をもとに診断を行います。
当医院では診査結果を患者様にわかりやすくした「お口の健康手帳」を作成しお渡ししております。



入江悦子