衛生士ブログ

メインテナンス(定期検診)をうけましょう

歯石やプラーク(歯垢)をとったり、PMTC(プロフェショナルケア)をなさったり、歯ブラシの正しい磨き方の指導をうけたりされたら、歯肉の状態も改善しよくなってきます。
これで歯周治療は一段落となりますが,この良い状態を維持していくことが最も重要になります。歯周病では、毎日のあなたの歯みがきなしでは健康な歯肉を維持することはできないのです。
 けれども治療が終了するとどうしてもプラークコントロール(清掃)が不完全になり、せっかく良くなった歯肉がまたわるい状態に戻ってしまいがちです。又、自分ではしっかりプラークコントロールを行なっているとおもっていても、誰でも必ず磨き残す場所ができてしまいます。このようなことを防止するために定期的に歯科医院を受診し、あなたの口の中のプラークコントロールを最良の状態に維持することが必要です。これをメインテナンスといいます。

メインテナンスでは
①プラークコントロールの状態のチェック
②歯周ポケットの深さの測定
③必要な部位のスケーリング、ルートプレーニング、歯面清掃



 これらを上記の図の様に数字、記号などで評価し、定期的に比較検討することによって状態を把握することができます。

④噛み合わせのチェック
⑤その他(むし歯の治療など)
を行ないます。通院日数は、必要な処置の内容」によって変わります。メインテナンスの間隔は歯周病の状況により異なりますが、普通1~6ヶ月程度になります。歯周病治療により回復した健康な歯周組織を長期にわたり維持するには、定期的なメインテナンスが絶対に欠かせません。このメインテナンスの繰り返しによりつねに健康な歯肉を維持でき、一生」ご自分の歯で快適な食生活がおくることができるようになります。
当医院で20年間のメインテナンスを受けているT・Bさん(71歳)の最近の口腔内写真です。28本すべてご自分の歯です。






スウェーデンではメインテナンスが法律で義務化されており、その結果80歳で平均20本の歯が残っている状態です。
しかし日本の80歳平均では、なんと5本というのが実態です。メインテナンスをするしないでは、これほどの差になってきます。
さぁ皆様もいつまでも健康でご自分の歯でなんでもおいしく頂き長生きできるようメインテナンスを受けましょう。

歯科衛生士 入江悦子