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歯を並べるとは

皆様、歯科矯正と聞いて
まず思い浮かべることは何でしょうか。

高い。

痛い。

歯を綺麗に並べる。

子供の歯並びを綺麗にする。


こういったところでしょうか。


矯正治療とは
『歯並びを綺麗にするのが第一目標』
というのが一般的な考えかもしれません。


見た目のために矯正治療をするのは
とても大切です。

ただ、同時に見た目と同じくらい
重要なことがあります。

今回はその矯正治療の重要性を
説明していこうと思います。

歯科治療が必要となる原因は、
虫歯・歯周病がほとんどですが
その多くは ≪歯並び≫ によるもの
である場合があります。

矯正治療は見た目を気にして始める方が
ほとんどですが、歯科医療従事者の立場から
考えると歯ブラシをしやすい環境を
整えることが1番です。

歯並びがガタガタであったり
重なっているところがあれば、
そこは歯ブラシなどが届きにくく
清掃不良になります。

フロスや歯間ブラシを併用しても、
歯の重なりが大きい場合、
汚れが取れにくく歯石も
たまりやすくなります。

つまり

矯正治療により
虫歯や歯周病のリスクを
大きく減らすことができるのです。

歯科治療の最終目的である
『噛めるようになる』はとても大切なことで
異常がある場合、噛めないことによる
食事のストレスはもちろん、
消化器系の異常を初め、
全身的な不調和の原因になりかねません。

数本の歯の問題だけでなく
全体が安定した機能を有していることが
大事です。

噛みあっていないところがあったり、
噛み合わせが偏っていたりすると、
バランスが崩れていきます。

噛み合わせが原因で頭痛・首や肩の凝りが
起こることも多々あります。
歯を正しい位置に並べ、
バランスを整えることが大切になってきます。

矯正治療により、
噛み合わせからくる全身の不調和を
防ぐことができるのです。


実に面白い報告を聞いたことがあります。

「8020達成者の中に受け口の
人の割合はごく少数であった。」

というものです。

受け口とは下顎が上顎よりも
前に出てしまっている噛み合わせを言い、
骨格的にズレが生じてしまっている場合と
歯並びが原因の場合があります。

骨格的なズレの場合は手術が
必要になることが多いですが、
いずれも受け口を矯正治療で
治すことができます。

受け口の場合、噛むときの力が分散されず
部分的に力が集中し、歯が折れてしまったり
抜けてしまったりというトラブルが
出やすいのではないでしょうか。

現に、
受け口の方の治療は噛み合わせにしても
入れ歯にしてもとても難易度が高いのです。

矯正治療により、
80歳以上になっても20本以上歯を
残せる可能性を広げられるのです。


以上、長くなりましたが
矯正治療(歯を正常な位置に並べること)
の重要性をご理解頂けたでしょうか。

より詳しく聞きたい方、興味がある方は
お問合せ下さい。

矯正

与野駅前 入江歯科医院

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