理事長のひとりごと ー 与野駅徒歩二分 埼玉県さいたま市のインプラント治療なら入江歯科医院
24hネット予約 電話予約
(通話無料)
インプラント治療
無料説明会
理事長のひとりごと Director's monologue

他院で入れた不思議なインプラント治療2

さて昨年末のもう一つの落とし穴の続きです。
壊れたブリッジを外し、割れない設計のブリッジをセットしてメインテナンスやブラッシング指導を行い、異常がなければ半年後に受診という事で終了しました。ほっとしたのもつかの間、2週間程してから
その患者さんから予約がはいりました。私の頭の中には もしかして と思い当たる事があったのですが。当日拝見すると、作り直したブリッジの反対側に埋入されているインプラントの上部構造、いわゆる冠が外れており、手にはティッシュペーパーに包まれた脱離冠を持っていました。
その冠を見ると、まるでお煎餅の様な薄い物で冠というより1枚の板 という感じでした。装着してから1年くらいと言う事ですが、「よく持ったな」というような物です。そうです、予測どうりの出来ごとでした。 その部位は左下なのですが、歯を抜いて何年も放置したままにしたために上の奥歯が4ミリくらい落っこちてしまっているのでもう上の歯は1~2ミリで下の歯茎と接触しそうなままインプラントを埋入し、その上に冠を作ったためお煎餅のような薄い冠になってしまったのでしょう。おそらくまた取れますよとお話して一番強いセメントで合着して帰宅してもらいましたが、根本的な解決にはなっていません。その事については次回に書きます。

最新記事

カテゴリー

月別アーカイブ

CLINIC
TREATMENT
BLOG